子宮内膜症は生理痛がひどいのが特徴
生理痛がひどく、一人で辛い思いをしてはいませんか?それは、ただの生理痛ではないかもしれません?もしかしたら、子宮内膜症の疑いもあります(汗)あの不快な症状は、何とも辛いもので、学業や仕事も手につかず、また生活にも支障をきたす事があるのも現状です!
この苦痛は、実際経験した人しか、この辛さが理解できない?理解されない?なんて事もありますが、ひとりで苦しまないでください。
ただ、ここで心配されるのは、毎回、ただ痛み止めの薬を使い、その辛い痛みをごまかしてはいないか?と言う点です。そのまま放置してしまい症状が悪化してしまってもいけませんので、早めに受診し検査してもらいましょう。専門医に相談し、もし納得がいかなければ、セカンドオピニオンを考えても良いと思います。
そもそも、何故このような不快症状を伴うのか?と言うと・・。
もともと、子宮内膜は子宮の内側にしか存在しないものなんですが、子宮内膜に似た、いわば偽の粘膜組織が、ありえない事に他の臓器にもできてしまう事が原因です。
生理は、毎月1回やってきますが、妊娠しなかった場合は、卵巣から分泌されるホルモンの働きで、子宮内膜がだんだん厚くなってはがれ落ちる事になるのですが、言わばこれが毎月やってくる生理です!
しかし、子宮内膜症になってしまうと、上記のように子宮以外の場所に作られた、偽の粘膜組織に対しても、間違った指令で、ホルモンの影響を受けてしまうのです(汗)
それは、月経が来るサイクルに合わせて繰り返されます。本当に困ったものです!
ただ、子宮内でできた内膜に限っては、生理として外に排出されるのですが、問題は子宮以外の場所で作られた偽の粘膜の場合は、子宮の外へ排出される事はない!と言うのが大きな違いです。
その為、はがれた偽の粘膜は、出血した血液と伴に行き場をなくし、体の中にたまってしまうために炎症を起こしてしまうわけです(汗)
そして、どんどん悪循環を繰り返してしまいます!
子宮内だろうが、子宮外だろうが内膜が増えれば増えた分だけ、ホルモンの分泌も増え、それに比例するように症状も悪化するという事になります。また、辛い症状を何とかしたいのに、薬があまり効かなくなる?事もありますので、寝込んでしまうなんて事になる前に、少しでも早く診察を受け、この悪循環を断ち切る事も大切です!
発見が遅れれば遅れるほど、偽の内膜がはがれ落ちて傷ついた部分は、周囲の組織と癒着しやすくなるからです!
このように、周りの臓器との癒着が起こると、激しい月経痛や腰痛を招き入れてしまいます。万が一、癒着が起こってしまうと些細なきっかけで癒着を起こした部分の臓器や腹膜がひっぱられたり、ねじれたりします。
そうなってくると、生理以外でも痛みや不快感を感じるようになります。
このように、何度も同じ場所で粘膜がはがれ落ちる事により、しこりができてきます。
このしこりが、性交痛や排便通、不妊の原因になります。
生理痛がひどい人は、要注意です。これから赤ちゃんを生まれる予定の若い女性は、特に不妊症にならない為にも一度、婦人科で診てもらって下さいネ。
この病気の特徴としては、日を追う事に症状が悪化する点です。月経量も増加し、さらには、上記のように月経以外の日でも、さまざまな不快症状が出てくるようになりますので、少しでも心あたりのある方は要注意です!
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