子宮頸ガンの症状と原因
このたび、実際に子宮癌を経験した事も含め、参考のために、ここに書き記しておきたいと思います!子宮頸ガンの原因と言われるHPV(ヒトパピローマウイルス)は、足の裏や手の甲にできるイボの原因にもなる?と言う、本当は極ありふれたウイルスなのだそうです。
HPVウイルスの種類はとても多く、要するにこの中の一つが子宮頚部に悪さをし、癌になる原因を作る?と言う感じになります。
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始めは、子宮頚部異形成と言う形で子宮癌検診で見つかり、その判定には、いくつかランクがあります。
とは言え、子宮頚部異形成は、見つかっても自然に治癒してしまう場合もあるので軽いものであれば、経過観察になります。
私の場合は、経過観察していましたが、しだいに症状が悪化したので、円形切除術を受ける事になりました。
切除した組織は病理検査にまわし、癌の進行具合を調べます。
この結果が出るまでには、検査してから1週間後になるので、正直なところ、結果が出るまでの1週間は心が落ち着かなかったです(汗)
ただ、この円形切除術は、子宮の一部を切除する事になる!ので、子宮の切除に抵抗がある方は、光線力学的療法(PDT)と言い完全に子宮を温存する方法もあったりもしました。
私は、当時このPDT治療があるのも知っていましたが、いろいろ調べていて、メリットもあればデメリットもある事を知り、最終的には、円形切除術を選択しさせて頂きました。
私が行った円形切除術の場合は、摘出範囲を超えた癌細胞の浸潤がなければ、完全に癌を取りきれたと判断し、その後5年間再発がなければ完治とみなすようです。
外科的手術メリットと言えば、術後はやはり白黒をはっきりする点でしょうか?ただ実際にこのオペを選んで思ったのは、切る前の検査結果より、実際の検査結果は、それよりも進んでいた!と言う点です。
結果として、思っていたよりも進行していた事が分かったので、白黒はっきりしたい方には向いているかもしれません・・。
癌細胞の浸潤ぐわいまでは、やはり切ってみないと、分からなかった?のだろうなぁと言う感想です。
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あとデメリットと言えるのか?は分かりませんが、円形切除術の場合は、妊娠した場合の注意点として、赤ちゃんが成長してきたら子宮の底を縫い合わせ縛る手術をしないと、赤ちゃんが落ちてきてしまいます。
それは、時期を見計らい先生が判断してくださいますが、出産の際には、かかりつけのお医者様に、子宮頚がんに伴い円形切除術をした事を告げてくださいね^^
そして、出産が近くなったら、子宮底を縛っていた糸をはずし、出産に望む形になります。
子宮頸ガンの初期症状のようなものは、残念ながらありません。子宮頸ガンに気づくのは、生理以外の不正出血や腰痛、おりもの異常が見つかった時、病院で診断される場合がほとんどだからです^^;
私も身近な人で、この病気になった方もいましたが、もうすでに不正出血などの症状もあり、その検査結果は、やはり子宮癌だったです。
まだ未婚の方や、既婚者でも赤ちゃんを望んでいる方なら、その時の進行具合にもよりますが、子宮はそのまま残す方向での治療になりますが、そうでない場合は子宮全摘を勧められる事が多いと思います。
ただ、子宮頸癌じたいは、早期発見さえすれば、それほど怖い病気ではありませんので、癌化したとしても、その進行は亀の歩みのように遅いのだそうです。定期的に、子宮がん検診をしていれば、充分に防ぐ事ができます^^
しかし、なかなか産婦人科を受診する事に抵抗を感じる人も多くいるのも現状です!できるなら、あまり受診したがらない人が多いですよね
この気持ちは、同じ女性として良く分かります(汗)
私は偶然、妊娠が分かった時、妊娠初期の検診時に念のため癌検査しておこうか?と言う先生の一言で検査をしました。・・その結果が子宮癌でした。
先生が検査しておこうか?といったのは、この時点で疑わしい所見があったからだと思います。
何か見た目の所見で分かるみたいですネ
さすが先生です・・・あたりまえなのかな?
この頃、不育症で流産ばかりでした。その結果、当時お腹にいた赤ちゃんが、私に子宮癌を教えてくれる形になりました。
私の子宮がんの度合いは、粘膜の上皮内に癌が留まっている0期ではなく、上皮の下の基底膜を破って浸潤しているⅠbでした。
後1ミリ浸潤が進んでいたらⅡaでした。このまま気づかず放置していたら?と思うと、やはり怖いですね・・。
命の大切さに感謝し、1日1日を大切に生きなくては、天国にいる、5人の天使ちゃんに合わせる顔がありません(泣)
辛いことがあっても前へ・・・・ですネ
一言メモ
子宮癌のリスクを軽減する食べ物として、ブロッコリーがあります。
週に4回以上食べる事で、子宮癌のリスクが減少すると聞き、子宮癌予防、私の場合は、再発予防の為にマメに食べていました^^
子宮癌は、初期と言われるものであれば、5年以内の再発がなければ完治したと言われるようです。
ブロッコリーに関わらず、アブラナ科の野菜が、子宮癌が気になる方には、お勧めですョ
毎日食べれば、子宮癌のリスクが、半分くらいになるみたいです!
子宮癌ワクチンもできて、昔に比べれば事前に予防できる病気になってきました?
と期待しましたが・・・
このワクチン接種の呼びかけが始まりましたが、現在に至っては、このワクチンでの副作用が指摘されているのも事実です!ワクチンが始まったは、凄いなァと確かに思いましたが、残念な気持ちです(汗)
ワクチンは副作用なく効けば、それは素晴らしいものだと思いますが、万が一まれに起こるかもしれない?と言う状況ですね^^;誰でも同じだと思いますが、副作用のリスクを考えると、今は経過観察と言った所でしょうか?
若くして命を落とされる方が、少しも減る事を私も願ってやみません・・当面の間は、予防接種に頼る!と言うよりも、引き続き定期的な癌検診をお勧めする形となりますね^^
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