妊娠12、13、14、15週目（４ヶ月）の赤ちゃんの様子

妊娠４ヶ月の赤ちゃん

妊娠４ヶ月になると、胎盤も完成してくるので心配されていた、初期の流産の心配もなくなり、安定期と言われる時期に入ります。

この頃、赤ちゃんの内臓器官はほとんど完成しています。たくさんの羊水の中で、赤ちゃんは活発に動いて元気に泳ぎスクスク育っていきます。

苦しかった、つわりも１５週には治まる人も多く、気分もスッキリしてくる頃です。

少しずつ食欲も出てくるので鉄分やビタミン、食繊維質などバランスの良い食事をしていきましょう。

この頃のママは、妊娠前に比べて体重が少しづつ増加してきます。体重増加は、１ヶ月に１ｋｇが目安にしましょう。子宮も、さらに大きくなり子供の頭大くらいになってきます。

基礎体温は、ずっと高温期が続いていましたが、少しずつ低温期に移行していきますので、熱っぽい感じや、だるさがとれてきます。

赤ちゃんも、大きくなるにつれ羊水も増えてくるので、ママのお腹も一回り大きくなります。お腹が大きく、せり出してくるので背骨が圧迫され中には腰痛になる人もでてきます。

さらにホルモンの影響で、骨盤の骨と骨のつながりが、ゆるくなる事でズレが生じます。この事で、さらに腰に負担がかかりやすくなるので、腰痛が酷い場合は骨盤ベルトなどを利用しましょう。

また、子宮を支える靱帯が引っ張られる事によって、足の付け根がつることもあります。

別に、病気というわけではないので、散歩やストレッチなどをして足腰をきたえると効果的です。

体形的にも、バランスが悪くなり、足腰に負担がかかってくる頃なので、転倒には充分注意して歩きやすい靴にするなどの工夫も必要です。

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