子宮外での妊娠を早期発見!その原因とは?
通常の妊娠は、卵管内で受精して卵管を通って子宮までたどりつき、子宮内膜に着床する事で、妊娠が成立するのですが・・・
子宮外妊娠の場合は、受精卵が卵管や卵巣、腹腔、子宮頚管などの子宮以外の場所で、着床してしまう事を子宮外妊娠と言います。
早めに、妊娠に気づいて大事に至らないようにする事が重要になってきますが、子宮外妊娠に確立は全体の1%程度で、そんなに頻繁に起こるわけではありません。
子宮外妊娠のほとんどは、卵管に着床するケースが非常に多く、体外受精による妊娠だと、ほんの少し子宮外妊娠の頻度が若干ですが、高まるようです。
子宮外妊娠が何故起こるのか?と言うと、原因が卵管が狭い場合や受精卵じたいに問題がある場合、もしくは受精卵を運ぶ機能が弱いなどと言った理由です。
子宮外妊娠とは言え、妊娠検査薬では陽性になり、普通に妊娠反応が出ますので、自覚症状的には正常な妊娠と、さほど区別がつきません。
子宮外妊娠と分かるのは、だいたい受精卵が成長してくる妊娠7週~8週くらいになります。
受精卵の成長につれ、卵管内を受精卵が圧迫するために卵管破裂を起こし、大量の出血と腹痛で中には、ショック状態になる場合もあり危険です。
正常妊娠であれば、妊娠6週あたりには子宮内に赤ちゃんが入っている胎嚢が確認できますので、妊娠の兆候があるようなら、早めに産婦人科を受診する事が非常に大切になってきます。
万が一、子宮外妊娠が確認された場合は、受精卵が着床した卵管を手術する事になるのですが、医学の進歩で一昔前は卵管を切除していたのですが卵管を、そのまま残す事ができるようになってきました。
仮に切除しなくてはいけなくなったとしても、卵管は右と左に両方ありますので、もう片方の卵管があれば次の妊娠も充分可能です。
子宮外妊娠は、赤ちゃんを心待ちにいていた人にとっては、本当に残念な結果ですし、精神的にもかなりキツイ事です(泣)
私も、5人の赤ちゃんを流産して天国へと旅立ちましたので、心境的に痛いほど理解できますし、とても胸が痛みます。
どうか希望を捨てずに、すぐには無理でしょうが、前に歩きだせる日が来る事を心からお祈りしています。
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