生理周期で分かる事とは？

生理周期には個人差もあります

生理周期とは、生理が始まった日から、次の生理が始まる前日までの事を言います。

だいだい平均すると、生理周期は２８日周期になりますが、これには個人差がありますので、毎月同じくらいの間隔で生理がきているのであれば問題はありません。

早い人で、２５日～遅くても、３８日くらいであれば正常の範囲内という事です。

女性の体は、いつかくるかもしれない妊娠出産に備えて、このような生理周期のサイクルになっています。

基礎体温を測ると、下記のようなグラフになります注意深く観察すると、このグラフから、いろんな事が見えてきます。

　　

　　
低温期（水色）と高温期（赤）に分かれ、赤く○で囲んだ高温期に入る前の体温がグッと下がった日から、前後１～２日くらいが排卵日になります。

排卵日をはさんだ２～３日は、最もおりものの量が増えます。中には排卵時に、下腹部に軽い痛みを感じる人もいるようで、これが排卵痛と呼ばれるものです。

生理が始まる前や生理中は、少し心も体も不安定になりがちで、胸が張りや痛み、乳首が敏感になる、頭痛や肩こり、腰痛、便秘、下痢、にきび、肌が荒れるなどの症状を伴う事もあります。

また、精神面でもイライラ感や、ゆううつ感、不眠や眠気などに襲われる事もあり、過食傾向になるなどの症状が出やすくなります。

この症状が酷い場合は、月経前緊張症の可能性もあります。月経前緊張症は、生理が終わると自然に症状も消えたり、そのまま続く場合もあります。

胸の張りや痛みなど、多少の生理前の症状は誰でもありますが、上記の症状がひどく出るようであれば、一度婦人科を受診しホルモンを調整する薬などの投薬で、症状を軽くする事ができるようなので御相談下さいﾈ。

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