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百日咳の原因症状について


赤ちゃんに見られる百日咳は、激しい咳が長い期間ずっと続くのが特徴です。

1歳を満たない赤ちゃんが、百日咳に感染してしまうと重症化し危険ですので、長引く咳には絶対に要注意です。

百日咳は字のごとく、百日咳菌に感染して発症します。百日と言う名前には、咳が治るまで何日も何日も日数がかかるのが特徴です。

百日は、少し大げさかもしれませんが、このような経緯で、この名前がつけられたようです。

熱が出る事はありませんが、1歳未満の赤ちゃん(乳児)の場合だと、痰をうまく出す事ができませんし、激しい咳で呼吸困難になることがとても多いので、できるだけ目を離さないように気をつけましょう。

百日咳の症状は、いくつか段階を踏んでいき、だんだん悪化していきます。

まず最初は咳やくしゃみ、鼻水などがで始め風邪とは区別しづらい症状が、だいたい1週間~2週間くらい続きます。

その後は、咳で苦しそうに顔を真っ赤にしたり、コンコンと短い咳が数回ではなく、立て続けに長く続けて咳込んだあと、ヒューと音をたてて息を吸い込むのが分かります。

この立て続けに出る咳と、息を吸い込む時のヒューと言う音は、まさに百日咳特有の発作です。

この苦しそうな咳は、夜中や明け方に多くみられ、2週間から4週間くらい続くこともあります。

しだいに、咳込む回数が減り快方に向かってきます。

咳は、お部屋が乾燥していると出やすい傾向にあるので、できるだけ部屋の中を加湿してあげると良いです。

加湿器がない場合は、濡れた洗濯物などをかけて置くだけでも効果的です。赤ちゃんが、居心地の良い環境を工夫してあげましょう。

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