RSウイルス感染症原因と症状
RSウイルスは、3日から5日くらいの潜伏期間を経て、症状としては普通の風邪と良く似ていますので、区別が難しいかもしれません。RSウイルスの感染で、新生児(乳児)や子供(幼児)が肺炎などを引き起こしてしまいます。
RSウイルスを言っても、聞きなれないかもしれませんが、毎年寒い時期に入る、冬から春先にかけて最も流行する、RSウイルスは、気管支炎や細気管支炎、肺炎など発症させる代表的なウイルスなのです。
発熱、咳や鼻水などが、だいたい2日から3日くらい続きます。RSウイルスは、乳児の70~80パーセントが1歳までに感染するようです。
遅くても2歳くらいまでには、ほとんどの子供(幼児)が感染しています。
風邪の症状に似ているので、RSウイルスに感染したという自覚がないまま、ほとんどがそのまま完治していきます。
しかし、新生児(乳児初期)の赤ちゃんは、細気管支炎や下気道感染症など重症化し、肺炎になる危険性があるので、細心の注意が必要になってきます。
感染者の、手などについた鼻汁や喀痰などが、手指につき物を介して感染します。直接感染や、飛沫(ひまつ)感染によっても広がります。
誰でも感染する病気ですが、これといった治療法もないので、特に新生児(乳児初期)の子供には、RSウイルス感染させないように注意しましょう。
家族は、うがい手洗いを徹底し、風邪やRSウイルスピーク時の人ごみは、できるだけ避けた方が無難です。
鼻の粘膜へと、感染したウイルスが付着すると、いろんな症状が出てきます。
鼻の粘膜についたウイルスが、鼻水などと一緒に気管などの下気道まで感染を広げます。
気管が炎症を起こすことにより、咳が悪化して息をする時にゼーゼーと言い出したり、呼吸数がやたら多くなって、苦しそうにしていたり、陥没呼吸などの症状が出だしたら要注意です。
呼吸が苦しくなってくるので、赤ちゃんや子供の機嫌も当然の事、悪くなってきます。
まだ、小さい赤ちゃんなどは、睡眠にも影響し、新生児(乳児初期)や未熟児の子だと、呼吸が一瞬止まる無呼吸などを連発し、少し目を離した隙に突然死しているケースも中にはあるようですので、非常に怖く完治するまではママは目が離せません。
新生児は、ただの鼻水でも無呼吸症状を起こしやすく、心疾患や慢性肺疾患などの持病がある子は、さらに呼吸障害が強くでる傾向にあるようです。
できるだけ、風邪やRSウイルス流行時に、新生児(乳児)などの小さな赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃんにウイルスを感染させないような、家族の配慮が必要になってきます。こういった症状は、細気管支炎の症状に当てはまります。
普通の肺炎も、RSウイルスによる肺炎も、症状じたいは似ているので鼻水をとってウイルスや細菌検査をして特定されます。
熱が長引いたり、もしくは熱が上がったり下がったりするようなら、こちらから申し出て血液検査をしてもらうと良いですょ。別の病気が隠れていてもいけませんからね。
↓赤ちゃん子供の気になる症状は
ここでチェック↓
赤ちゃん子供の病気 夏風邪■ヘルパンギーナ・プール熱・手足口病
冬風邪■インフルエンザ ■風邪をひいている時のお風呂 ■おたふく風邪
コンコン、ゴホゴホと湿った咳、ヒューヒュー、ゼーゼー犬の遠吠えのような咳など
■急性気管支炎 ■細気管支炎 ■百日咳 ■急性喉頭炎 ■ぜんそく
■赤ちゃん、子供の平熱 ■新生児(乳児)、子供の発熱の原因 ■正しい体温の測り方 ■高熱が出た時の対処法 ■熱性けいれん ■解熱剤の安全性 ■長引く高熱や微熱!検査 ■熱が上がったり下がったりする
■鼻水、鼻づまり、くしゃみ ■急性鼻炎 ■急性副鼻腔炎 ■長引く鼻水 ■アレルギー性鼻炎
■肺炎の原因と症状 ■マイコプラズマ肺炎 ■RS感染症(肺炎) ■小児結核
■目やに ■先天性鼻涙管閉塞(なみだ目) ■結膜炎 ■斜視(左右の目の向きが違う?)
■急性中耳炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる)
■皮膚の痒み対策 ■皮膚トラブルの原因 ■虫刺され!しこり? ■乾燥肌 ■あせも ■ニキビ肌 ■乳児湿疹 ■脂漏性湿疹 ■オムツかぶれ ■とびひ ■水いぼ ■水疱瘡(みずぼうそう) ■風疹(ふうしん) ■手足口病 ■りんご病 ■カンジダ性皮膚炎 ■麻疹(はしか) ■アトピー性皮膚炎 ■蕁麻疹(じんましん)
アレルギー関連
★アレルギー体質の場合は下記の病気にも要注意です。 ■ぜんそく ■蕁麻疹(じんましん) ■アレルギー性鼻炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる) ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー対策 ■アレルギー検査
■尿路感染症 ■溶連菌感染症!惺紅熱(しょうこうねつ) ■川崎病 ■乳幼児突然死症候群(SIDS) ■髄膜炎、脳炎 ■急性胃腸炎 ■腸重積症(腸じゅうせき) ■ロタウイルス性腸炎 ■食中毒(細菌性胃腸炎) ■熱中症 ■日焼け止め ■噴門弛緩症(ミルクをだらだらと吐く) ■幽門狭窄症(ミルクを噴水のように吐く) ■赤ちゃん子供の便秘 ■血便、赤いウンチ ■白いウンチ
↓ママ必見!人工呼吸・心臓マッサージ