急性中耳炎は子供(幼児)に多い?
急性中耳炎は、比較的小さな子供に多いようです。乳幼児や子供が、急性中耳炎にかかると、赤ちゃんの場合だと、上手く自己表現ができないので、とにかく機嫌が悪くなったりします。
赤ちゃんが、耳を痛がるような、しぐさをしていないか?様子を良く観察して見て下さい。
子供(幼児)の場合だと、耳を痛がります。テレビを近くで見るようになったり、ママの呼びかけに、すぐに反応しなくなったら要注意です。
耳ダレや耳の痛み、耳の聞こえに異常を感じたら中耳炎の可能性があります。
急性中耳炎は、風邪などをひいた時に喉や鼻についた細菌が、中耳に入って炎症を起こす為に発症します。
急性中耳炎は、風邪が引き金となります。急性中耳炎になると、いつもより熱が長引いたり、耳の中が痛くなったり症状が進んでしまうと、耳が聞こえづらくなってしまいます。
この症状を、そのまま放置してしまうと鼓膜が破れてしまい、中耳にたまった膿が耳ダレとなって出てきます。しかし、中には熱は出ないで耳ダレだけでる子もいるようです。
子供は、どうしても耳管が太く短くて水平なので、鼻や喉から侵入してきた細菌が、耳管を通って耳の奥まで入ってきやすい事が原因です。
普通に、プールやお風呂で耳の中に水が入っても、通常なら自然に入った水は外に排出されます。耳に水が入った事が原因で中耳炎になる事はありません。
風邪などが原因で、耳の中に細菌が入り化膿してしまうと中耳に膿がたまりだします。やがて痛みが、だんだんと激しくなってきます。
そんな時は、鼓膜を切開して膿を出すケースもあるようです。
何だか、鼓膜を切るなんて怖いイメージがありますが、鼓膜は破れたり切開したりしても、すぐに鼓膜はふさがるので御安心下さい^^
やがて、痛みも治まります・・・。
かかりつけの先生の許可が出るまでは、入浴はひかえて家では、できるだけ安静にします。耳の痛みがひどい時は、処方された痛み止めを使ったり、氷枕で耳の後ろを冷やしてあげると、痛みが和らぐ事もあるようです。
耳ダレで耳の周りが汚れた時は、あまり耳の中までは、いじらないようにして、耳の周りだけお湯でしぼったタオルで綺麗に拭いてあげましょう。
鼓膜が完全にふさがるまでは、先生の指示に従い入浴するようにしましょう。
もし、入浴OKになっても当分の間は、耳の中に水が入る事は避け、耳の中に雑菌が入らないようにする為、耳をいじり過ぎないようにしましょう。
中耳炎が慢性化しない為にも、きちんと治療する事が大切になってきます。
中耳炎は、どうしても耳の痛みや耳ダレがでるまでは、気がつきにくい病気です。
少しでも、気にかかるしぐさや、耳の聞こえで異常を感じた場合は、できるだけ早く耳鼻科を受診する必要があります。
お子様を良く観察して、お子様が出すシグナルにできるだけ早く気がついてあげる事が大切です。
↓赤ちゃん子供の気になる症状は
ここでチェック↓
赤ちゃん子供の病気 夏風邪■ヘルパンギーナ・プール熱・手足口病
冬風邪■インフルエンザ ■風邪をひいている時のお風呂 ■おたふく風邪
コンコン、ゴホゴホと湿った咳、ヒューヒュー、ゼーゼー犬の遠吠えのような咳など
■急性気管支炎 ■細気管支炎 ■百日咳 ■急性喉頭炎 ■ぜんそく
■赤ちゃん、子供の平熱 ■新生児(乳児)、子供の発熱の原因 ■正しい体温の測り方 ■高熱が出た時の対処法 ■熱性けいれん ■解熱剤の安全性 ■長引く高熱や微熱!検査 ■熱が上がったり下がったりする
■鼻水、鼻づまり、くしゃみ ■急性鼻炎 ■急性副鼻腔炎 ■長引く鼻水 ■アレルギー性鼻炎
■肺炎の原因と症状 ■マイコプラズマ肺炎 ■RS感染症(肺炎) ■小児結核
■目やに ■先天性鼻涙管閉塞(なみだ目) ■結膜炎 ■斜視(左右の目の向きが違う?)
■急性中耳炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる)
■皮膚の痒み対策 ■皮膚トラブルの原因 ■虫刺され!しこり? ■乾燥肌 ■あせも ■ニキビ肌 ■乳児湿疹 ■脂漏性湿疹 ■オムツかぶれ ■とびひ ■水いぼ ■水疱瘡(みずぼうそう) ■風疹(ふうしん) ■手足口病 ■りんご病 ■カンジダ性皮膚炎 ■麻疹(はしか) ■アトピー性皮膚炎 ■蕁麻疹(じんましん)
アレルギー関連
★アレルギー体質の場合は下記の病気にも要注意です。 ■ぜんそく ■蕁麻疹(じんましん) ■アレルギー性鼻炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる) ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー対策 ■アレルギー検査
■尿路感染症 ■溶連菌感染症!惺紅熱(しょうこうねつ) ■川崎病 ■乳幼児突然死症候群(SIDS) ■髄膜炎、脳炎 ■急性胃腸炎 ■腸重積症(腸じゅうせき) ■ロタウイルス性腸炎 ■食中毒(細菌性胃腸炎) ■熱中症 ■日焼け止め ■噴門弛緩症(ミルクをだらだらと吐く) ■幽門狭窄症(ミルクを噴水のように吐く) ■赤ちゃん子供の便秘 ■血便、赤いウンチ ■白いウンチ
↓ママ必見!人工呼吸・心臓マッサージ