子供の嘔吐下痢の原因
赤ちゃん子供の、嘔吐下痢は良くある事ですが、中にはすぐ入院・治療が必要な病気が原因の事もあります。
お子様が、嘔吐下痢を何度も繰返す場合や、便に血や粘液は混じっている、熱がある、水分を受つけない?などの症状がある時はすぐ病院へ行きましょうね。
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赤ちゃんの嘔吐下痢の時・・・
嘔吐下痢の緊急度チェック
こんな時は大至急病院へ
・激しい嘔吐下痢を繰り返す場合。
・機嫌が悪く、ぐったりしていて、水分を受けつけない場合。
・5?10分置きに泣いて、顔色が悪く、嘔吐を繰り返す時は腸重積の疑いもあります。夜中でも、救急車ですぐ病院へ行きましょう。
・下痢の他に嘔吐、激しい腹痛があり熱も高い場合。
・便に血粘液が混じっている場合。
赤ちゃん子供の嘔吐下痢の時・・・こんな時は
様子を見て病院へ
・便の回数がしだいに増え、水っぽくなってきた場合。
・授乳の度に、噴水のように吐き体重が増えない場合。
・ある決まった食品を食べると、吐いたり下痢をしたりする場合。
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赤ちゃん子供の嘔吐下痢の時・・・
こんな時は・・・
お家で適切な手当(処置)しながら、様子を見ましょう
・赤ちゃんの、嘔吐下痢以外に特に症状がない。食欲もあり、あやせば笑うなど元気はある場合。
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赤ちゃん子供の嘔吐下痢の時の・・・
お家での処置(手当て)
・嘔吐下痢をすると、体からどんどん水分が奪われ、脱水症状予防の為、水分補給はマメにしましょう。
・食事は嫌がるようなら、無理に食べさせる必要はありませんが、食べられるのであれば、お粥やくたくた煮うどんなど消化の良い炭水化物から与えて様子を見ます。
赤ちゃんの、嘔吐下痢が軽いようなら、ほぼ今までと同じものを与える事ができます。
・おしりは、清潔にしましょぅ。
赤ちゃん子供の嘔吐下痢が主症状の病気
治療が遅れると、命にかかわったり、緊急を要する事もありますので注意しましょう。
☆急性胃腸炎
吐き気・嘔吐下痢などの症状が急に起こります。これは、お腹を壊した状態で、ウイルス性胃腸炎や食中毒など、さまざまな原因が考えられます。
☆腸重積症
腸に、小腸の一部がもぐり込み重なりあってしまいます。時間が経つと、もぐり込んだ腸が腐ってしまう事もあり危険です。
突然、顔色が悪く泣いたり、吐いたりを10分置きに繰返したり、トマトケチャップのような血便が出たら大至急病院へ。
☆ロタウイルス性腸炎
激しい嘔吐下痢があり、白っぽくて、すっぱい匂いのする便が出る!のが特徴です。冬に多く見られます。
☆細菌性胃腸炎
発熱や下痢が、長引き嘔吐や血便があれば、食中毒が疑われます。
細菌は「付けない・殺す・増やさない」を徹底しましょう。
☆噴門弛緩症
胃の入り口の、噴門の締りが悪い為、飲んだものを口からだらだらと吐いてしまいます。特に、治療の必要はなく自然に治ります。
☆ 幽門狭窄症
幽門は、胃から十二指腸に繋がる胃の出口、ここが厚くなっている為にお乳やミルクを飲むたび勢いよく吐きます。ごく一部の軽症の場合を除き、ほとんどの場合はオペで治します。
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赤ちゃん子供の嘔吐下痢のときでも・・・
吐いてもケロッとしていれば、ひと安心
生まれたての、赤ちゃんが吐きやすいのは、胃の形がとっくりを立てたように垂直で、入り口の筋肉がしっかりしていない為です。
おっぱいやミルクを飲んだ後、ゲップの時や何でもない時に吐いたりするのは、赤ちゃんの胃の作りから来ているもので問題ありません。
このような、嘔吐はたいてい1回で終わり、吐いた後もケロッとしている事がほとんどなので、体重が順調に増えていれば大丈夫ですょ。
病気による嘔吐で、一番多いのはウイルス性の胃腸炎です。また風邪をひいた時、咳の刺激で吐く事もありますが、この場合は咳がおさまれば、吐かなくなります。
子供が繰り返し、嘔吐下痢を起こしたら咳など物理的原因で、一時的に起こるもの以外は、念のため受診して下さいね。
↓赤ちゃん子供の気になる症状は
ここでチェック↓
赤ちゃん子供の病気 夏風邪■ヘルパンギーナ・プール熱・手足口病
冬風邪■インフルエンザ ■風邪をひいている時のお風呂 ■おたふく風邪
コンコン、ゴホゴホと湿った咳、ヒューヒュー、ゼーゼー犬の遠吠えのような咳など
■急性気管支炎 ■細気管支炎 ■百日咳 ■急性喉頭炎 ■ぜんそく
■赤ちゃん、子供の平熱 ■新生児(乳児)、子供の発熱の原因 ■正しい体温の測り方 ■高熱が出た時の対処法 ■熱性けいれん ■解熱剤の安全性 ■長引く高熱や微熱!検査 ■熱が上がったり下がったりする
■鼻水、鼻づまり、くしゃみ ■急性鼻炎 ■急性副鼻腔炎 ■長引く鼻水 ■アレルギー性鼻炎
■肺炎の原因と症状 ■マイコプラズマ肺炎 ■RS感染症(肺炎) ■小児結核
■目やに ■先天性鼻涙管閉塞(なみだ目) ■結膜炎 ■斜視(左右の目の向きが違う?)
■急性中耳炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる)
■皮膚の痒み対策 ■皮膚トラブルの原因 ■虫刺され!しこり? ■乾燥肌 ■あせも ■ニキビ肌 ■乳児湿疹 ■脂漏性湿疹 ■オムツかぶれ ■とびひ ■水いぼ ■水疱瘡(みずぼうそう) ■風疹(ふうしん) ■手足口病 ■りんご病 ■カンジダ性皮膚炎 ■麻疹(はしか) ■アトピー性皮膚炎 ■蕁麻疹(じんましん)
アレルギー関連
★アレルギー体質の場合は下記の病気にも要注意です。 ■ぜんそく ■蕁麻疹(じんましん) ■アレルギー性鼻炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる) ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー対策 ■アレルギー検査
■尿路感染症 ■溶連菌感染症!惺紅熱(しょうこうねつ) ■川崎病 ■乳幼児突然死症候群(SIDS) ■髄膜炎、脳炎 ■急性胃腸炎 ■腸重積症(腸じゅうせき) ■ロタウイルス性腸炎 ■食中毒(細菌性胃腸炎) ■熱中症 ■日焼け止め ■噴門弛緩症(ミルクをだらだらと吐く) ■幽門狭窄症(ミルクを噴水のように吐く) ■赤ちゃん子供の便秘 ■血便、赤いウンチ ■白いウンチ