アトピーの原因と症状
新生児(乳児)、子供や大人までアトピー性皮膚炎は、突然、何らかの原因で発症します。アトピー性皮膚炎は、慢性的に続く我慢できないような皮膚の痒みが特徴です。体調や環境などが、微妙にからみあってアトピー性皮膚炎を引き起こします。
アレルギー体質の子供に、外からのさまざまな刺激が加わる事によって起こり、慢性的にかゆみが持続するので、小さなお子様だと痒みで、体を引っかいて血がでたり痒みで、ぐっすり眠れないので、良くぐずりがちになります。
アトピー性皮膚炎の症状が出る原因は、汗やホコリ、ダニ、空気の乾燥、食物に対するアレルギー反応などいろいろです。
皮膚の乾燥も、アトピーの引き金になります。
お子様の体質や、食べ物、それぞれの環境化のアレルゲンや、カサカサして皮膚の保護機能が低下!などの要因が、複雑に絡みあっている、とてもやっかいな病気です。
アトピーの症状が出てくるのは、ほとんどが生後4カ月以降くらいで、それまでに出るもので良く似たものが、乳児湿疹ですが、これは赤ちゃんなら誰にでも見られる症状です。
アトピー性皮膚炎を見分ける特徴
アトピーの症状は、ひじやひざの関節のちょうど折れ曲がる部分に、湿疹がでたり耳切れといって、耳の付け根がただれて切れたようになる?のが特徴ですので注意深く観察してみてください。
幼児期になると、体全体の皮膚がカサカサしてくるようになります。それと、ひじやひざの内側の皮膚が乾燥して、厚くゴワゴワしてきてかゆみが、さらに強くなります。
痒くて、どうしても引っかいてしまうので、体のあちこちに引っかき傷が出来て、それが目立ってきます。
カサカサ皮膚の状態は、つまりバリアーの全くない状態です。ですので、絶対に乾燥は禁物です。保湿剤の入ったローションや、クリームで常に肌をしっとりとした状態を保つようにします。
そして、お子様によっても違いますが、明らかにアトピーの原因となっている食品は、一切排除しなくてはいけません。
日常生活の注意点は、皮膚を清潔に保つ事です。皮膚についた汗や汚れは、どうしても刺激になりアトピーが悪化することも多いようです。
毎日お風呂で、皮膚の汚れを綺麗に落としてあげましょう^^
夏は良く汗をかくので、シャワーでマメに洗い、刺激の少ないシャンプーやせっけんで、手のひらで良く泡立てて、なでるように洗ってあげます。
厚すぎるシャワーや、お湯、長風呂は痒みが増すので注意しましょう。
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