溶連菌感染症!惺紅熱の原因
赤ちゃんや子供に見られる、溶連菌感染症は熱が出る病気の一つで、惺紅熱とも言われています。まずは、喉の痛みや熱がまず出て、その後に発疹が全体にでます。溶血性連鎖球菌という細菌が、感染する事によって発症するようです。
感染者の喉の奥についている溶連菌が、くしゃみや咳をする事によって移る、飛沫感染や、オデキなどについた溶連菌にふれる事で移る、接触感染などがあります。
溶連菌感染症の症状は、風邪にも良く似ていますが、まず喉が痛くなり、急に39度から40度くらいの高熱が出ます。
高熱が出て、1日から2日くらい経過すると、今度は痒みのある赤い発疹が首や胸、手首や足首のあたりから出始めて、やがて全身に広がっていくのが特徴です。
口の周りだけは発疹がでないので、少し青白い感じにみえるかもしれません。
もうひとつの特徴は、口の中に出ますので、良く観察してみて下さい。口を大きく開けてもらって、舌を見ると初めは白いコケのようなものが、沢山あるように見えます。
それが、しばらくすると真っ赤で、先にツブツブの出るイチゴのような舌になり、喉の奥の真っ赤になってきます。
初期症状が、風邪と似ていますので区別がしずらいですが、喉の痛みがひどく腫れてきて、発疹がでてきたら溶連菌感染症を疑います。
かかり初めの頃は、唇の端がただれてきたり、中耳炎を起こす事もあります。
病院で診察をしてもらい、処方された抗生物質を飲んで、1日から2日くらいすると熱も下がり、この頃から発疹も、だんだん治まってきます。
そして、さらに2週間くらいすると、指先や足の裏の皮がパラパラとむけてきます。
一見、治ったように見えても、溶連金が完全に死滅した訳ではありません。処方された薬は、最後まできちんと飲みきるようにしましょう。
途中で治った!と勝手に判断し薬を途中で辞めてしまうと、合併症を起こす危険性もありますので、完全に治しきる事がポイントです。
完全に治ったら、尿検査や血液検査をして異常がない事を確かめる必要があります。
ちょうど2~3週間くらい経ってから、急性腎炎やリウマチ熱を合併する事もあるようなので、治ってからも良く経過観察する必要があるのは、このような事が理由です。
昔は、この溶連菌感染症の事は、惺紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれていましたが、医学の進歩で抗生物質による治療で、症状も軽くすむようになったようです。
兄弟などがいる場合は、感染している可能性も強いので、予防的に抗生剤を飲むといった処置をする場合もありますので、医師と御相談下さいませm(__)m
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赤ちゃん子供の病気
夏風邪■ヘルパンギーナ・プール熱・手足口病
冬風邪■インフルエンザ ■風邪をひいている時のお風呂 ■おたふく風邪
コンコン、ゴホゴホと湿った咳、ヒューヒュー、ゼーゼー犬の遠吠えのような咳など
■急性気管支炎 ■細気管支炎 ■百日咳 ■急性喉頭炎 ■ぜんそく
■赤ちゃん、子供の平熱 ■新生児(乳児)、子供の発熱の原因 ■正しい体温の測り方 ■高熱が出た時の対処法 ■熱性けいれん ■解熱剤の安全性 ■長引く高熱や微熱!検査 ■熱が上がったり下がったりする
■鼻水、鼻づまり、くしゃみ ■急性鼻炎 ■急性副鼻腔炎 ■長引く鼻水 ■アレルギー性鼻炎
■肺炎の原因と症状 ■マイコプラズマ肺炎 ■RS感染症(肺炎) ■小児結核
■目やに ■先天性鼻涙管閉塞(なみだ目) ■結膜炎 ■斜視(左右の目の向きが違う?)
■急性中耳炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる)
■皮膚の痒み対策 ■皮膚トラブルの原因 ■虫刺され!しこり? ■乾燥肌 ■あせも ■ニキビ肌 ■乳児湿疹 ■脂漏性湿疹 ■オムツかぶれ ■とびひ ■水いぼ ■水疱瘡(みずぼうそう) ■風疹(ふうしん) ■手足口病 ■りんご病 ■カンジダ性皮膚炎 ■麻疹(はしか) ■アトピー性皮膚炎 ■蕁麻疹(じんましん)
アレルギー関連
★アレルギー体質の場合は下記の病気にも要注意です。 ■ぜんそく ■蕁麻疹(じんましん) ■アレルギー性鼻炎 ■滲出性中耳炎(耳に水がたまる) ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー対策 ■アレルギー検査
■尿路感染症 ■溶連菌感染症!惺紅熱(しょうこうねつ) ■川崎病 ■乳幼児突然死症候群(SIDS) ■髄膜炎、脳炎 ■急性胃腸炎 ■腸重積症(腸じゅうせき) ■ロタウイルス性腸炎 ■食中毒(細菌性胃腸炎) ■熱中症 ■日焼け止め ■噴門弛緩症(ミルクをだらだらと吐く) ■幽門狭窄症(ミルクを噴水のように吐く) ■赤ちゃん子供の便秘 ■血便、赤いウンチ ■白いウンチ
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